2015年11月2日月曜日

<調子の悪いパソコン分析>パソコンにログインしてから時間ととともにレスポンスが悪くなる?windows7

<現象>

パソコンにログインしてからある程度時間が経つとレスポンスがだんだん悪くなってくる。

<原因>

ハード障害の可能性もありますが、その場合はログインしてからすぐにも発生。

不定期に時間経過して発生するとなると、利用しているデータなどの不具合でアプリケーションやOSの状態が悪くなっている可能性もあるので調べてみる必要があります。

<確認>

1.接続できていないプリンターが存在していないかどうかを確認してみます。

「スタート」→「ディバイスとプリンター」で半透明になったプリンターがあれば接続ができていません。接続ができていないプリンターが存在する場合は、パソコンに負荷がかかる可能性があります。



※上記の場合は半透明の機器はありません。

2.ディスクのクリーンアップして、パソコンの負荷を下げます。


※いわゆるゴミファイルが多い場合にパソコンに不可がかかる場合があります。


3.プロファイル(個人のシステム領域)が数Gバイトまで容量が膨らんでいないか確認します。

C:\の「ユーザー」フォルダのログインIDのフォルダがプロファイルとなります。

フォルダを右クリックして「プロパティ」をクリックするとサイズを確認することができます。

下記は600MB程度ですが、数GBあった場合は肥大化していますのでデスクトップなどのデータをプロファイル以外の領域に移動することも有効かもしれません。


※プロファイルの整理は知識が必要です。思い切って初期化したほうが簡単にレスポンスを改善することができると思います。

4.デスクトップ・マイドキュメントのショートカットーキーのリンク先が正しくない場合にパソコンに負荷がかかる可能性があります。

※ショートカットのリンク先が3つ以上間違っていた場合は、デスクトップからショートカットが削除される可能性があります。

5.イベントログに障害となる記録はされていないかを確認します。

デスクトップの「コンピュータ」を右クリックして、「管理」をクリック。(管理者権限が必要です。)

「イベントビュアー」→「カスタムビュー」→「管理イベント」で大きな障害を確認できます。




※朝起動した 2015/10/22 9:14:49 ~ 2015/10/22 9:49:57 の帰る時間までに大きな障害が発生していないことがわかります。

<上記の場合のまとめ>

この場合は、イベントログを見る限り朝から帰宅時点まで大きな障害が発生していません。可能性としては、データ障害が発生してアプリ障害からOS障害につながっているとみるべきだと思われます。


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